一般整形外科では、主に骨・関節・筋肉・神経など、運動器系の疾患を診療します。
具体的には、骨折、脱臼、切り傷、打撲などの外傷をはじめ、肩こり、腰痛、膝痛など、日常的によく起こる体の痛みや違和感などを扱います。
リハビリテーション(rehabilitation)とはラテン語のre(再び)とhabilis(適した)を語源としており、「再び適した状態になること」「本来あるべき姿への回復」といった意味があります。
病気や障害、加齢による機能障害について、理学療法(運動療法、物理療法)、作業療法などによって機能の回復・改善を図り、日常生活や社会生活への早期復帰を目指します。
骨粗しょう症は、老化などが原因となって、骨の量が減少し、鬆(す)が入ったようにスカスカになり、もろくなって骨折リスクが高くなってしまう疾患です。
骨粗しょう症患者の8割くらいを女性が占めており、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が低下する更年期以降に特に多く見られます。